『そのうち症候群』

【ええことばやなあ】

顔なんてもんは、自分の持ち物のなかでも 

実は一番、他人のもの

自分ではどうせ見えないやろ

人のこと考えて、ふさわしい顔せんとな

           山下真奈(モデル)




『そのうち症候群』


「そう言うニシグチは、どやねん!」

といわれれば

「面目ない!」って答えるしかないのであるが、、、


そんな、話をしてみたいと思う。



ニシグチ、昼飯はほぼ毎日

SO−KEN本部から歩いて3分の

母親が住んでいるマンションで食べることになっている。



還暦のおっさんでも、

母親にしてみれば「こども」なのです。



体を気遣って、最低5品は準備してくれるのです。


それだけなら、さして問題はないのですが、


「昨日の夜は、なに食べたんや?」


「今月、何件 仕事あったんや?」


「昼から、どこ行くんや?」


「アン(浪人中の娘)は、ちゃんと勉強してるか?」
                    、、、、etc。



こちらの心の状態がいい時は

そうでもないんですが、

しばしば「イラッ」っとして、

返事をしなかったりしてしまいます。



どこでもよくある親子間の空気だと思います。




決してニシグチだけが、

無愛想ムスコってわけではありません。



それどころか、


「そのうち一緒に買い物に」


「そのうち、温泉にでも」


「そのうち、じっくり昔話でも聞いてあげよう」
 

    と思っているのは、確かなんです。



話は、それますが
ニシグチ結構 仕事人なんです。
立場上 オンとオフの切れ目がない為かも知れませんが
たぶん、毎日15時間ぐらいは仕事らしきことをしています。




もちろん、どの時間もニシグチにとって、

重要なことをしているつもりですが、

後回しになっている

「そのうち、したいこと」

「そのうち、すべきこと」を

組み込めないかといえば、

決してそんなことはありません。



大げさかも知れませんが、

「人生」には、目的と手段があります。


「仕事」したり、「各種会合」に出席するのも、

何かの「目的」を達成すための「手段」だと思います。



そして「そのうち」のほとんどは、

「目的」そのもの、

もしくは重要な「手段」

なんではないでしょうか。



・母親に「今度、温泉行こか」


・昔の仲間に「久しぶりに、会おうぜ」


・今の「東北」を見ておこう


・奥さんに「ひさしぶりに新婚旅行と同じコースで旅行に行こう」


・「宝塚歌劇」「キャッツ(劇団四季)」「復活したザ・タイガースのライブ」


フェイスブックで興味のある書き込みをしている人に
 思い切ってアポイントをとってみる。

   
      少しのお金と時間と勇気があればできます。



一歩踏み出せば、

人生が豊かになるのはもちろん

気づかなかった新しい自分と出会える

「副産物」も、もれなく付いてきます。