「環境パワー」恐るべし!

【ええことばやなあ】

釣れないときは
  魚が考える時間を
   与えてくれたと思えばいい
       (ヘミングウェイ


【ニシグチのそれなり考】 

<「環境パワー」恐るべし!>



いきなりですがニシグチ、影響を受けやすい人間です。



「やる気をおこす三つの □□□!」などのセミナーを受けると
すぐにその気になるんです。




これまで、何回「目からウロコ」が落ちたことか。




どうやら、ニシグチの「まぶた」には
強力なウロコ再生能力があるようです。



話はウロコではありません。
「やる気」の話なんですが、
セミナーで教えられた「三つの□□□」
をしばらくは、試すんです。




結果から申し上げると、
その「三つの□□□」は、だんだん色あせてきます。




実は、この決して褒められないニシグチの持続力の無さは、
こどもの頃から全然改善されてないんです。
「今度の中間テストこそ、
がんばるぞ!」
頑張ったためしがありませんでした。




話は「中間テスト」では、ありません。
そろそろ「ニシグチのそれなり考」の始まりです。




モチベーションが起こる時、
そうでない時を
徹底的に検証・科学しました。




大げさですが、遂に発見したんです。



それは、
エンジンを自分で持つな!
「環境」を使え!



早朝の蒲団の中、そんな環境だとします。
蒲団にくるまったまま、
「今度のマラソン大会に出場しよう」
そんな、モチベーションは決して起きてきません。



人は、生まれてからずっと
「蒲団の中は、寝る場所であり、休息するところ」
と脳の奥深くまで擦り込まれているのです。


自分のエンジンで「頑張れ!」といくら命令しても
簡単に行動に移せないのです。
何十年がかりで擦り込まれた
「蒲団は、リラックスの場所」ってのは、
自分のエンジンでは到底、覆せないものなんです。




受験生が勉強に集中できるのは、
塾の自習室や図書館だったり、
あるいはカフェだったりします。




決して、自宅の勉強部屋ではありません。
何故なら、そこはすぐに寝られる環境で
「リラックスゾーンだ」と擦り込まれているんです。




環境に影響されないで、
自分のエンジンで頑張れるほど強い人間は、
滅多にいないってことなんです。




そんな弱っちいニシグチでも、
できる方法を開発したんです。




強いエンジンを作ることはできませんが、
「環境」は、作れるんです。




朝6時に起きて、ウォーキングをしようと思っても、
「さあ、今からウォーキングに行くぞ!」
けっして蒲団の中で考えてはいけないんです。




トイレに行くぐらいの楽なきもちで、
先ずは蒲団から離れる。




そして、音楽をかける。
曲は、「ロッキーのテーマ」あたりがよい。
YouTubeなんかで簡単にみつけることができます。
ここまでの「環境」つくりは、
それほどハードルは、高くないはず。



後は、その環境に自分を任せます。




30分後には、
ウォーキングどころか、ジョギングしている
自分に出会えることすら可能です。




もし、あなたが経営者でもっといい経営者になりたい。
ばりばり、リーダーシップを発揮している自分になりたい。




そういう気持ちが起きてきたら、
ただただ、デスクでうなりながら「頑張るんだ!」
言い聞かせても、モチベーションはあがりません。




でも、たとえば
やる気のある経営者の集まりの会に身を置く。
これだけでいいんです。




ニシグチの場合「中小企業家同友会」と言う
「環境」をフル活用しています。




何度もいいますが、
ストイックな自分をつくり続けるってのは、
至難のワザです。
少なくとも、ニシグチには不可能だ。




できることは唯ひとつ、「環境を変える」です。


「ものぐさ人間」の代表選手、ニシグチが保証します。


      


「環境パワー」恐るべし!!