『ライスワーク、ライクワーク、ライフワーク』

「3つの仕事」を考じてみました。
それは「ライスワーク」「ライクワーク」「ライフワーク」です。



小学生の頃、
ニシグチの夢は、
当時多くの小学生がそうであったように
プロ野球の選手になることでした。



時代考証を忠実に行えば、
ニシグチが小学校に入学する前年
長嶋茂雄は、契約金1,000万円で
読売ジャイアンツに入団しました。
(「100万長者」という表現があった時代の1,000万円です)



そんなことをオトナから聞かされたニシグチ少年は、
好きな野球(ライクワーク)をして、
お金儲けができて(ライスワーク)、、、、
プロ野球の選手ってメッチャ幸せやなあ!」



あこがれはふくらみ、中学、高校と
野球部で過ごす羽目になりました。



もちろんセンスも体力もないニシグチにとって
プロ野球は、夢の又夢。
その現実、気づくのに
それほど時間はかかりませんでした。




話は戻って、長嶋茂雄です。
「ライスワーク」と「ライクワーク」を
同時に手に入れたのです。
以来、彼の野球人生は知っての通りです。
選手を引退した後も、
日本プロ野球史に大きく貢献し、
いまも燦然と輝くスターで在り続けています。



そうです。
彼にとって「野球」は、
3つ目の「ライフワーク」でもあったのです。



同じように「イチロー」も
「ベースボール」がライス・ライク・ライフワークなんでしょう。



そしてニシグチあこがれの坂本龍馬はと言うと、

ライスワークは、亀山社中の貿易であり、

ライクワークは、舟で海援隊の仲間と世界を見て回ることであり、

そしてライフワークは、「大政奉還」を成し遂げて
「この国を上士も下士もない、
   みんなが笑うて暮らせる
       国にすることぜよ」なのだ。


  
一つの仕事で「3つのワーク」を成すもよし、
ビジネス、趣味、ボランティアと分けて成すもよし。



せっかく人として生を戴いたのです。
残りの人生、
「ライス・ライク・ライフ」
全ワークを欲張って
生きてゆこうと
ニシグチは決めています。 合掌