インテリジェンス

「今月の言霊」

人は、失敗する権利がある  

しかも失敗には、成長という特典が

もれなくついてきます  byニシグチ





「インテリジェンス」

ニシグチ、
結構 健康オタクで年に2回健康診断を受けている
1回は、誕生月に受ける血液検査、便潜血胃カメラなどで
もう1回は、年初めに受けるPETCT、脳MRIである。



両検査とも、前日夕食は早めにとって
当日は、朝から絶飲食となるのです。



普通の人ならどおってことはないのですが、
3度の食事をこよなく愛し、
悲しいほど食欲旺盛なニシグチにとって、
狂おしいほどの忍耐が必要なんです。



この状況を理解してもらうために、
皆さんの場合は、2日ほど断食している状況をご想像ください。



そんな時考えるのは、ただひとつ。
「終わったら、何を食べようか」です。



決して、高級フランス料理ではありません。
どちらかと言うとB級グルメ的なメニューです。



このときの想像力は「スゴイ!」の一言です。



映像だけでなく「におい」「歯ごたえ」「のどごし」まで
完璧に想像できます。



さて、ここからが「それなり考」の展開です。



人間、我慢を強いられたときや満たされない心境の時って、
「叶えたいこと」や「ほしいもの」を
ものすごいパワーでイメージする力がわいてくるものなんです。



このパワーのすごさは、イメージするだけに留まりません。



「モチベーション」と言う名の
行動する原動力に化学変化してゆきます。



たとえば、「ガン」を宣告され、
抗がん剤で苦しんだ後、
少し持ち直したガン患者さんが、
信じられない気力で山に登ったり、
その人のライフワークに没頭したり、
感動させられることがよくあります。



かのスティーブ・ジョブズ氏も最後数年間の驚異的な活躍は
世界中が知っているところである。



もう一度、言います。
満たされない心理状況が大きいほど
「叶えたいこと」「ほしいもの」「やり遂げたいこと」の
モチベーションが上がります。
時間の使い方も真剣に考えます。



この人間の心理的要因をただ発見するだけでなく、
なんとか活用できないかとニシグチは思うのです。



もちろん、簡単なことではありません。
健康な人が「ガン」宣告された気持ちにはなれっこありません。



又、現代に生きる私たちが「もし今、この国に戦争が起こったら」
なんて想像はできないでしょう。



でも、「明日もし地震が起こったら」や
「得意先が倒産したら」
「親が入院したら」などは
その気になれば想像できるんではないでしょうか。



その想像の向こう側には、
「非常食の準備」や「そのとき、家族との連絡方法打ち合わせ」
などの行動があるのでは。



「得意先の倒産」→得意先を分散する企業努力。



「親が入院したら」→元気な間に「温泉でも連れて行こう」。



こんな「イメージ」→「実行」の訓練を積んでいくと
本当にしたいこと、価値のあることが
見えてくるのではないでしょうか。



そのような人のことを


「インテリジェンスのある人」
   

 と、ニシグチは理解します。