『無記名の香典袋』〜『アガペの愛』〜『タイガーマスク』!?

今年、ニシグチの初夢は「無記名の香典袋」でした。



夢では、祭壇にニシグチの遺影写真が
飾られています。



葬儀会場の入り口に
「故人の遺志によりご香典は、
 無記名のみ、お受け致します」
と案内板が立てられています。



ニシグチの葬儀なのに、
ニシグチに全てが見えています。



人々(会葬者)の表情が面白い。



●「ニシグチらしいなあ」と苦笑いする人。


●「なんちゅうことすんねん」ぼやきながら
    そっと香典袋の金額を減らしている人。


●「誰もでけへんことようやった!」ガッツポーズ。


  ドラマチックなシーンが展開しています。



さて、
この「香典」という文化について
仕事柄、よく考えます。



本来の香典の意味合いは、
「仏様のお香の足しにでもしてください」
「急なご不幸で何かとものいりでしょう」
                なのです。



決して、香典返しやお礼などの
気遣いを期待していないはずなのです。



と言うことは、裏書きナシの「無記名香典」が
一番その役目をはたすと思うのです。



キリスト教の愛に「アガペの愛」があります。
見返りを求めない「無償の愛」のことです。



香典文化に「キリスト教」を持ち込んでしまうのも
ニシグチの流儀です。



おふくろに、夢の話をすると
「そんなことしたら、香典返しするのに困るやんか」
とんちんかんな反応されながらも
自分では、「なかなかの発想やなあ」と
ひそかに、自画自賛していましたが、、、、、



ニシグチの鼻はへし折られました。



夢ではなくリアルで実行に移している人たちが
たくさんいました。



そうです。全国の「伊達直人」(タイガーマスク)こそ
「無償の愛の実践者たち」でした。