スーパーそれなり考

臓器移植法改正」



臓器移植法改正案が衆議院でA案が可決された。



A案は、
「本人意思が不明でも臓器提供が可能になることで
 年齢制限は撤廃され、乳幼児からの臓器提供が可能となる」
となっている。



簡単に言えば、
臓器移植に関して年齢制限が撤廃されるということだ。



この件に関して、
それぞれの立場で意見が分かれるのは必然だと思う。



臓器移植しか助からないこどもを持つ親は、
絶対に移植の門戸をもっと広げて欲しいし、
こどもが脳死状態で、生き続けて欲しいと願う親にとっては
とても脳死=死とは、受け入れがたいと思う。



「これは大変難しい問題だ」と言って
カッコつけているだけでは、
ニシグチとしては、許されないのである。



かといって「賛成」「反対」の結論を、
出せないでいることも現実である。



そこでどちらの立場でもないニシグチが、
この問題を真剣に、且つ公平に判断するために
「もしも」の条件を考えてみた。



現実には、確率的にはほとんどあり得ない
「もしも」ですが想像はできると思う。



その「もしも」とは、
自分に2人のこどもがいて、
「兄は、脳死状態」
「弟は、移植のドナーを待っている患者」
これを真剣に想像して
判断をどうするかを考えるのである。



かなり厳しい「もしも」を自分に
突きつけるのである。



我ながらなかなか的を得たセンスの「もしも」だったけど
いざ、想像の世界に入ったら
厳しすぎる「もしも」である。



どうする?ニシグチ



どうする?ニシグチ



どうする?ニシグチ



「移植してください。 弟に二人分愛情注いで育ててゆきます」
「そして、死ぬまで十字架(ニシグチは浄土真宗なので「ナムアミダブツ」)
 を背負って生きてゆきます」