「have to」 から 「want to」へ

【ええことばやなあ】

「子どもに夢を持て!」じゃないでしょ
 
私たちが、未来に恋をしようよ
               byニシグチ



【ニシグチのそれなり考】 

<「have to」 から「want to」へ>


あなたは、「have to(ねばならない)」 派ですか?

それとも、「want to(したい)」派ですか?





「今度の日曜、子どもを遊園地に連れて行かなあかんねん」

「今度の日曜、子どもを遊園地に連れて行ってあげたいねん」





この二つの言い方、
ニシグチは、もちろん後者の方が好きです。
多くのひともそれが好ましいと思っているはずです。





しかしながら、
前者の言い方をする大人が
圧倒的に多いような気がします。





特にニシグチより上の世代に
「have to」派が多いような気がします。




「墓参り行かなあかん」

「仕事せなあかん」

だけではおさまらず、

「飲みに行かなあかん」

「ゴルフ行かなあかん」





こんな表現をして、
私たちは、暮らしてきました。




そして、
ニシグチ世代は、
子どもの時から、
「学校、行かなあかん」
「勉強せなあかん」
「練習せなあかん」
「給食、全部食べなあかん」




こんな言葉で大人たちに
追い立てられてきたんではないでしょうか。




結果、
価値観というか、
考え方というか、
おかしなことになっています。




「あの人は、
町会長やりたかったんや」


よりも


「あの人は、やりたくなかったけど、
 自分しかおらんから、やってくれてはるんや」
の方が圧倒的に褒め言葉になってるのが現実なんです。




少し若い世代でも奥さんに、
「今度のゴルフ、楽しみや」
とは、言わずに
「どうしても、付き合いで
行かなあかんねん」
となるのだ。




奥さんに
「あんただけ、ええわね」
と言われたくない気持ちはわかりますが、、、、。





「have to」より

「want to」の方が

絶対気持ちのいいはずなのに、
なぜか、楽しむことに罪悪感を
覚えるようになってしまっているのです。




「have to」から

「want to」へ。




最近のオリンピック選手は、
「勝たねばならない」より
「楽しんできます!」が多くなってると思いませんか?




そろそろ、我々オジサン、オバサンも
パラダイムシフトする時期ではないでしょうか。





ハードルは、
高いかもしれませんが、
少し背伸びしてでも
ふだんの会話から

「したい」

「ああ、楽しかった」

「してあげたい」

「喜ばせてあげたい」、、、

を連発していきましょう。





もう一度、いいます。





「have to」から
「want to」へ!