『何が美観だ。バカ言ってんじゃないぜ』

人間、還暦に近づいてくると、
基本的には、あまりぼやきたくないと思うのだが、、、、?


在る意味「ニシグチのそれなり考」は、ぼやいてナンボ
って評価も頂いてますので、今号もぼやかせて頂きます。


最近の分譲マンションは、
 「景観を損ねるので、布団はベランダに干さないで下さい。禁止です」
 ってルールが普通になってきているらしい。


分譲マンションでは、全居住者で管理組合を組織している。
そこでの決めごと(管理規約)がいわば憲法なのだそうだ。
 


そこで「景観を、、、、、、」ってことに。



管理規約が絶対的なんだろうけど、
ニシグチはどうも気に入らない。


分譲マンションも間違いなく
人が日常生活するための空間なはずです。


人が生きて、日常の生活があるんです。
起きて、食事をして、テレビを見て、洗濯をして、布団を干して、、、
いろんな景色があっての、人の生活です。



国会議事堂でもなく、デパートでもなく、一流ホテルでも無いんです。
人が生活して、泣いて、笑って、、、、そんな日常を支える場が
それぞれの「我が家」です。


一戸建ても、文化住宅も、公営団地も、アパートも
そしてもちろん分譲マンションも「我が家」なんです。


洗濯物も干しますよ、布団も干しますよ、
息子がいて5月になれば、ささやかな大きさでも「鯉のぼり」
を上げたいですよ。


それがなんだあ。
「景観が損なわれるから、
 洗濯物や布団は見えないように干しましょう」だ。


バカ言ってんじゃないぜ!
(ここは、大阪弁の「アホゆうな」ではない。
 ニシグチのオチョクリ的イカリは、なぜか「江戸っ子」に)


ニシグチひとり大声で叫んでも
やっぱり多数決の論理で
管理組合という名の「国会」では
「布団は、コソコソ隠れるように干しましょう」と言う法案が、
今日もどこかの管理組合総会で可決するのでしょう。


ちなみにニシグチは、
在る小学校の真ん前の新築公営住宅の8階に
12月から住む権利を得ました。


堂々とベランダに、洗濯物や布団と一緒に
我が家のありのままの人生を表現しようと思ってます。


その小学校児童の人間教育のためにも。 どやっ!