事件は現場で

いつもの様に姉と二人で
NPO家族葬専用会館「大阪仏事会館」
の掃除をしていた。



ニシグチは掃除機を、姉はぞうきんがけを。



ニシグチ「どや、掃除機かけたらぞうきんの汚れが少ないやろ」
姉   「ぞうきんの汚れと言うより、髪の毛や砂がなくなってるなあ」
ニシグチ「パタパタせんでええわけやな」
姉   「そう言うこと」


この会話、後半が理解できない人が多いと思います。
ぞうきんがけをよくする人ならわかるかも。


説明をします。



掃除機をかけて、その後ぞうきんがけをするのが
丁寧な掃除の手順です。



床を拭いては、ゆすぎ、絞り、又拭く。
この繰り返しだ。



ところが、時間のない時は掃除機をサボって、
即、ぞうきんがけにかかる時がある。



掃除機をかけてないので、
ぞうきんに砂や髪の毛が多量にくっつくのである。



窓の外に身を乗り出して「ぱたぱた」と、
ぞうきんについた砂などを振り落とし、
そしてゆすぎにとりかかるのである。



長々とくどい説明、おつき合いお疲れ様でした。


言いたいことは、「事件は現場でおきている」と言うことです。
ますます、意味不明って?。



要するに、現場で経験した者同士だけがわかる気持ち
ってものがあるってことです。



その一。
 「ピンポーン」
 「、、、、、」
 「ピンポーン」
 「、、、、、」
  やっぱり留守。なぜか「ホッ〜よかった」
   →飛び込みセールス経験者だけがわかる気持ち。



その二。
 食事が終わるとすぐに自分の部屋に行ってしまうのに
 なぜか今日は、俺につき合ってくれる息子。
   →オレもむかし金欠の時は、
    オマエのおじいちゃんの「人生っちゅうもんはな、、、、」
    ガマンして聞いたわ。