『SO−KEN緊急提言』
SO−KEN活動をしていて、
一番つらいのが自死された案件です。
今年に入って20数件、葬儀の御世話をさせて頂きました。
そのうち2件、自死された方のご遺族からの依頼でした。
1割という確立になります。
最近は、マスコミでも有名人の自殺が頻繁にとりあげられてています。
報道では、ここ数年かなりのペースで増加しているそうです。
SO−KENの場合、悲痛な雰囲気の葬儀会場だとわかっていても
必ず会場に行くことにしています。
葬儀社や宗教者を手配させて頂いた限りは、
当然の責任であり、
それがNPOの中心活動でもあります。
葬儀後の相談などを冷静にアドバイスするためでもあります。
わかってはいても、感情移入としてはかなり厳しいものがこみ上げて参ります。
こんなNPOの現場にいるからこそかも知れませんが
「人は、簡単に死ぬんだ」を実感させられます。
ニシグチは、今つらい人に叫びたいです。
「どうか、今日は生き抜いて下さい」
そして、皆さんにお願いします。
「今、つらい人があなたのまわりにたくさんいるはずです。
全然平気な顔をしているかも知れません。
ふてくされて、かわいげのない態度をしているかもしれません。
でも、目をこらしてまわりを見てください。
どうか見つけ出してあげてください。
そして、声をかけてください」。
今回は、暗い話で申し訳ございませんでした。
ニシグチからの緊急提言でした。