『ニシグチの趣味』
『ニシグチの趣味』
センスがいいか悪いか別にして、ニシグチは趣味をたくさん持っている。
先月も「高橋真梨子コンサート」に大津のびわこホールに行ってきました。
「南こうせつ」「吉田拓郎」「さだまさし」なども大好きです。
コンサートやライブによく出かける事、そのものが趣味ではあるのですが、
今回ご披露したいのは、少し違うんです。
ニシグチがコンサートやライブに出かける時は、
許せる限りその会場に早く行きます。
そして会場近くの喫茶店などで同じように早く到着した人たちを
観察するのです。
これはホンマ、やみつきになっている「ニシグチの趣味」です。
だいたいニシグチが好むアーチストですから、決して「ケツメイシ」ではありません。
来ているのは、おのずと団塊の世代や
せいぜい50才前後のおばさん、おじさんが中心です。
で、その観察です。
ずばり「それなり考」ネタの宝庫です。
結構多いのが、「コンサート付、プチ同窓会」らしき女性の団体です。
おばさんA:
「こないだ梅田で田中君みかけんたやけど、びっくりしたわ。
あのかっこよかった体型どっかへふっとんでたわ。
太ったどころか100kg以上はあるで」(ほっといたれよ!)
おばさんB:
「いやあ〜、そんな田中くん見たないわぁ。
どんな格好してた?だれかと一緒やった?」(やっぱり見たいんかい!)
おばさんC:
「ところで何作ってきたん?」
(けっしてプラモデルのことではありません。
この世代の女性たちの会話で「何作ってきたん?」
と言えば全員、家に残してきた家族の
「晩ご飯メニュー」のことだと理解しあえているのです)
A:「うちカレー!」
B:「うそぉ、うちもカレーやわ!」
C:「ホンマにぃ、実はうちもカレーやねん!」
(どうやらカレーは、オバサン達の一番頼りになる万能選手らしい)
ニシグチ、こんな同世代のオバサン達が人生を楽しんでいるシーンに
出会うのが大好きです。
ところで、この原稿を書きながらも、
さっきからタマネギを炒める音が気にかかります。
あっ、明日はカレーだ! ヤツは、どこへお出かけなんだ!!