スーパーそれなり考 5/17号

「経営者の役割」

こう見えても(どう見えてるか知りませんが)ニシグチは、社長なのです。
経営者なのであります。
NPO法人代表理事をしていますが、これはボランティア市民活動で、
他に有限会社を経営しています。
主な事業内容は、宗教用具の卸業です。
いわゆる仏壇屋です。
ちょっとCMになっちゃいますが、「ひとやすみ」の読者様には、
卸値で販売させて頂いてます。お見知りおき下さい。

仏壇の話はさておき、今回のそれなり考は「経営者の役割」について
考じてみたいと思います。

ここに、年間1,000万円稼いでくる従業員がいるとします。
年に1,000万円稼いでくるといっても、
この従業員に年1,000万円給料は払えません。
これは、当たり前のことである。

再生産のための費用や赤字年度に備えて利益の繰り延べ費など
社内留保が必要です。
他に株主配当、社会還元の充当費があります。
又他に給料だけの稼ぎを出来ない従業員の補填も
当然あるわけである。

しかしながら従業員にそこまで理解してもらうのは不可能です。
1,000万稼いでいる従業員にとっては、
「わたしが稼いだ分1,000万円もらう権利が、、、、」
との言い分が彼にとっては正論なのだ。
 
この矛盾を経営者は、どう埋めてやるのか。
それは、納得のいく付加価値を社員に提供するしかないと思うんです。
この落とし前をどう付けるか。
厳しい現実だが、もれなく経営者に突きつけられている課題なのだ。

30年の会社経営を通して、
たどり着いたニシグチ的考え方を披露させて頂きます。

ずばり、社員一人一人の人生にメンタル・サプリメント(精神的栄養)
を提供することです。
 
・仕事を通してのやりがい
・会社の発展が個人の喜びと感じる
・仕事を通じて社会貢献の体感
・理念、ビジョンの共有  
・彼の人生の幸福、夢、自己実現に協力出来るか
※そして本音で彼らを尊敬すること
                   である。
 
結局、経営者の仕事ってそんなことを本気で勉強し、
行動することではないでしょうか。
もちろんたやすい事では、絶対にありません。
 
ニシグチは、幸運にも経営者交流会「同友会」
http://www.osaka.doyu.jp/)ってところにご縁を頂き、
本音で語り合える仲間に出会えて勉強させて頂いています。