これっきゃない!

突然ですが、ニシグチはトイレ(BIGの方)がとても長いんです。

毎日、その時間を利用して読書になります。
これがなかなかなもんでして、集中して読めるんです。

そのほか、電車に乗っている時も、
それがチョットの時間であっても本を読みますが
これもかなり集中できてしまうんです。

この歳になってますます読みたい本が増えてきています。
だから、まとまった自由時間が出来れば読書三昧と言う
至福の1日にありつけることも。

もちろんそんな日は、全く自由に使える1日なので
全てから解放されています。
じゃまも絶対入らないので、読書に集中できる環境が
完璧にできあがります。

ところが、いつもの窮屈なトイレや短時間の車中に
負けるんです。
やっと読書三昧の時間を手に入れているのに、いつものトイレの方が
集中度が大きいんです。

この不思議な現象、かなり以前から気づいていたんですが、
しっかり検証していませんでした。

これは、ニシグチのプライドが許しません。
この際、しっかりと論理的に検証する使命があります。

1年間、このテーマについて実直に自己内面心理と対峙し、又
身近な人間も徹底的観察した結果、、、、、

解けました!
ここに「コペルニクス的大発見」を発表します。

何事にも集中できる心理状態とは、『あきらめる』ことです。
『あきらめる』は『明(あきら)かめる』からきているそうです。
『明か』とは、『真理』や『真実』の意。

要するにトイレの中では本を読む以外に何も出来ないと
『あきらめる』状態になります。
電車に乗っている時もテレビをみたり、彼女に電話をしたりできないと
『あきらめ』ているのです。その時間、選択肢は読書だけなのです。

宮大工など職人の世界で一流の人はよく「私には、これしかない」と表現します。
彼にとって「宮大工」と言う選択肢しか考えられないんです。
その精神状態が最高の集中力を生み、一流の職人になっていくのです。

ニシグチの選んだ仕事、
ニシグチを支えてくれている仲間、
今、ニシグチが享受しているすべての事象以外の選択肢はありません。
しっかりと『明かめて』、生きていこうと思います。
                          合掌