核保有国に告ぐ!
【ええことばやなあ】
いろんな錯覚があるけど、
一番もったいないのは
「できない」という錯覚
【ニシグチのそれなり考】
<宗教のやくわり>
今から20万年ほど昔のヨーロッパ地方にネアンデルタール人が誕生した。
この旧人は、三万年前まで繁栄した。
一方、現代人の祖先(新人)と考えられるクロマニョン人は、
10万年前には存在していたと考えられている。
つまり、5万年以上にわたって2種類の人類が共存していた。
我々には、別の種類の人間が存在する状況は想像しにくい。
石器などの研究によると両者は相互に文化的影響を及ぼしたらしい。
しかし、3万年前を境にネアンデルタール人は姿を消してしまった。
なぜ姿を消したか、考古学上の謎になっている。
ある生物学者によると、「利己的に振る舞う種と紳士的な種が
生存競争をすると利己的な種が生き延びる」と言うことらしい。
この話を2種類の人類に当てはめると、新人(クロマニョン人)
が利己的だったことになる。
何万年がかりの壮大な歴史に刻まれた
業の深さを現代人が引きずっているのは真実であろう。
「核」まで手にしてしまった人類を謙虚にさせるのは、
唯一「本当の宗教」しかないはずである。
宗教の役割ってそんなところにあると、
ニシグチは考えます。
まちがっても、
争い(戦争)を正当化するための道具に使ってはならない。